恋をしてたら…
妻である私
それにしても凄い。

自分でも感心する程の切替だ。


ようは、バレないようにという緊張感からなのだろう。


ぐったりとー。
でも、フワフワとしていた私の身体は、

門をあけた途端に シャキッとした。


そのずるさときたら、潔い程。


中途半端に キスだけされて帰ってきた晩の動揺を思い出す。



でも今度は違う。

気持ちは波立ってない。


むしろ、凍り付いた湖のように静かだ。


こちらだって本気で 悪い事してるんだ。


肝もすわる訳だ。
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