☆でぃくちょなりぃ☆
アスファルトに積もる桜の花びらって何?


アスファルトに積もる桜の花びら。


春という季節が訪れ、日に日に世界を淡いピンクに染めていった桜たち。


時が進むにつれ、やがてピークをこえて次第に散って行く。


あれだけ綺麗に咲いていた桜の花びらたちも、アスファルトに散り落ちたその姿は足跡まみれ。


通行人に踏まれ、雨に濡れ、そして道路の脇に惨めな姿で積もっている。


咲いている間はみんなにチヤホヤされていたのに


散ってしまえばそれまでで、見向きもされない。


そんな淋しげにアスファルトに積もる桜の花びらだから…


そんな桜の花びらだから、眩しく僕の目には映る。


だって君はみんなに笑顔を与えて、散っていったんだもんね。


散った先で見向きもされないことを知っていながら


君はまた、来年もみんなを笑顔にするために咲いて行く。


そんな君が何か好き。


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