抱きしめて 【短篇】
『もう、我慢しなくてもいいよ。
幸せを見つけてね
俺はずっと、見守っているから』

彼の声を聞いた途端に眠くなった私は、夢の中にいた。

夢の中では、空が公園の広場を走り周り、私と隆は敷物に座って、お弁当を食べていた。
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