俺様王子の秘密
【緩奈side】
ビックリした〜。
朝、悠斗と出かける準備が終わって下に行ったら、悠斗がリビングにいた。
「し、心臓に悪い……」
「なんか言った?」
「別に?」
今、あたしの右手は悠斗に塞がれている。
さっき『可愛い』って言われたから、なるべく悠斗の顔は見たくないのに!!
ホントこいつは、あたしをときめかせることが得意なんだ!!
さっきから気付いてたけど、すれ違う女の子がずっとこっちを見てくる。
きっと、悠斗を見てるんだろうね。
『あの子カッコ良くない?』とか
『いいなー、彼女』とか、結構聞こえてきましたよ?
って、あたしは彼女じゃないんだけどさ!!
隣に歩いている悠斗をちらっと見る。
んー。確かにカッコイイね……。
白いYシャツの上に、黒いジャケット、ダメージジーンズも似合ってる。
私服の悠斗って……なんか新鮮だ。
「……お前、気持ち悪い」
「へっ?」
「ジロジロ見んな」
「み、見てないもんっ!!」
喋らなきゃ、カッコいいんだけどなぁ……。
なーんて思ってる間に、あたし達はお目当ての場所に到着。
「ようこそ、アクアワールドマリンへ!! お2人ですね? 楽しんでください!!」
元気な係員さんに出迎えられ、あたし達は青にまとめられた空間に足を踏み入れた。
ビックリした〜。
朝、悠斗と出かける準備が終わって下に行ったら、悠斗がリビングにいた。
「し、心臓に悪い……」
「なんか言った?」
「別に?」
今、あたしの右手は悠斗に塞がれている。
さっき『可愛い』って言われたから、なるべく悠斗の顔は見たくないのに!!
ホントこいつは、あたしをときめかせることが得意なんだ!!
さっきから気付いてたけど、すれ違う女の子がずっとこっちを見てくる。
きっと、悠斗を見てるんだろうね。
『あの子カッコ良くない?』とか
『いいなー、彼女』とか、結構聞こえてきましたよ?
って、あたしは彼女じゃないんだけどさ!!
隣に歩いている悠斗をちらっと見る。
んー。確かにカッコイイね……。
白いYシャツの上に、黒いジャケット、ダメージジーンズも似合ってる。
私服の悠斗って……なんか新鮮だ。
「……お前、気持ち悪い」
「へっ?」
「ジロジロ見んな」
「み、見てないもんっ!!」
喋らなきゃ、カッコいいんだけどなぁ……。
なーんて思ってる間に、あたし達はお目当ての場所に到着。
「ようこそ、アクアワールドマリンへ!! お2人ですね? 楽しんでください!!」
元気な係員さんに出迎えられ、あたし達は青にまとめられた空間に足を踏み入れた。