*俺様教師×天然生徒*


吐きそうなりながら教頭室に向かう俺と教頭先生…。


静まり返った教頭室…。


一瞬で頭の中真っ白…。


もしかして雫とのことがバレたとか?!


いや。それはないか。


俺ら外で会ってないし…。


お墓参りぐらい…。


あんな山奥誰も見てへんやろ〜…。


めっちゃドキドキして教頭先生の言葉を待った。


でも緊張した俺があほなんちゃうかってぐらいびっくりするような内容で…。


『標準語を勉強してください』


一瞬時が止まったしな…。


「いやいや。なんでですか?」

「教育委員会からなのよ〜…私は別にいいと思うんだけどね〜…」


俺が聞きたいのはそうゆうことじゃなくて…。


「関西弁があかん理由って…?」

「詳しいことは私もわかんないのよ〜…」


なんじゃそりゃ…。


しかも今更…。


もう一学期終わったで?


「学校の中だけでいいから!よろしくね!!」


それだけ言われて教頭室を後にした。


むちゃくちゃやな!!


「あはははは!!まじで?!」


勇也にも笑われる始末…。

「やるだけやってみれば?」

「本気?」

「あの教育委員会のおっさん、なにかとうぜぇよ?」


もうめんどくさ!!


なんで俺が…。


「ほんまにケータイ小説みたいになってまうやん…」

「もう諦めろよ…」

「恥ずかしすぎて死ぬ!!」

「はいはい…」


若干呆れられた…。


どないしよ…。


…ちゃうわ。どうしよう…。や!


『や』とか使ったらあかんか!


ってあかんとかゆわんのやろな〜…。


イライラするっ!!








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