最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



パシッ



「え…?」



女は目を見開いた。



だって、



「っと…危ないじゃないですか?」



私が女の拳を受け止めたから。



「な!?」



「私がいつ風雅達に付きまといました?蘭蝶や白虎、雷桜のみんなは私にとって大切な仲間なんです。

風雅達の傍にいる私にムカつくのは分かりますけど、こんな汚いことしないで、正々堂々と真っ正面からきたらどうですか?」



「っ〜!」



「確かに風雅達と一緒にいる私がうざいと思いますよ?
でも、こんなやり方したって何も変わらない。
自分を痛めつけているだけだ。」





< 306 / 379 >

この作品をシェア

pagetop