春 ~風が吹いたら~
『あの…傷が治るま……』
『顔の傷が治るまで、華恋はここに住むから!』
あたしが切り出そうとしたところに、潤悟が出てきて、先に切り出してくれた。
『いいわよ。何だか、華恋ちゃんがいてくれるなんて嬉しいわ!』
『騒がしい家だけど嫌じゃなければ、うちは大歓迎だよ。』
潤悟のお父さんもそう言ってくれ、あたしは潤悟の家にしばらくの間、お世話になることになった。
-- 次の日。-----