春 ~風が吹いたら~
トントン!
『華恋?もう、帰ってんのか?誰かと電話中?』
あたしは、慌てて仁から離れた。
『あ…うん!』
『入っても…いい?』
『あ…ごめん……今日は疲れちゃったから、もう…寝ようかなぁって思ってたとこで…。』
開けられるわけない…。
『そ…そうか……。明日は、バイトだろ?同じ時間からだから、一緒に行こう。』
『あ…明日は、少し遅い時間からなの……。さっき、連絡があって。』