春 ~風が吹いたら~
『まぁ…まだ少しは傷もあるけど、ずいぶん良くなったよ!』
『良くなったなら、よかった~!』
『明日、大学まで迎えに行くよ!帰りに飯食って帰って来ようぜ!』
『うん!』
-- 1月8日。---
あたしが大学に行くと、由美が駆け寄ってきた。
『顔、こないだの傷より増えてる…よね?私が帰ってくる日に出てったのは、怪我のせい?』
『ごめん。でも、店長とは関係ない怪我だから…。』
やっぱりバレたか…。