春 ~風が吹いたら~
トントン!
『仁?いないの?寝ちゃった?』
『仁…有沙ちゃんが……んん』
正気…?!
彼女がドアの前にいるのに…kissするなんて…!
『いないか…!連絡したのに…忙しいのかな。』
そのまま立ち去っていった。
『…ったく!バレるとこだっただろ?』
あたしを抱きしめて笑いながら、頭を撫でた。
『バ…バカ……?!彼女が来てるのに、出ないなんて…!しかも、kis…』
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