春 ~風が吹いたら~

命…だけは守るよ。


仁…潤悟……。







-- 閉店後。-----




清掃と品出し。







倉庫で品物を探していると、目の前に潤悟の姿もあった。







『菊原さん。これって、どこにあるかわかります?』





『ごめんなさい。今忙しいので、自分で探してもらえますか?』





『は…はい、すみませんでした。』




あたしは自分のメモ帳に目を通していた。










と、その時。


上を見上げると、大きな段ボールが真上に落ちてきていた。






< 382 / 703 >

この作品をシェア

pagetop