春 ~風が吹いたら~

赤堀の声だ。





『あ、あたしの胸ぐらを掴んで!!何でもいい。とにかく……演技をして…!』





『な…何だ!!後にしろ!』







『こんな所にいたのか。お取り込み中ですか?』




笑っている。





『あぁ!!わがままなやつには、お仕置きをと思ってな!』







とても…つらそうな顔……。


あたしは、酷なことをさせてるんだ…。







『ごめん……華恋。』




耳元で言うと、翔は強引にkissをした。






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