春 ~風が吹いたら~
仕方なく、2メートルの脚立の1番上まで、のぼった。
高いよ……!
あたしは……高いところが苦手だった。
少し重たい荷物に手を伸ばし、掴むと、
グラッ!!!!!
凄い衝撃を受け、あたしは荷物を離して、頭を抱えた瞬間!!
思いっきり下へと叩き落とされた。
『フフフ、いい気味。西野くんがいない今、本当に独りぼっちね!西野くんがいれば、彼女じゃなくても助けただろうけど~』
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