春 ~風が吹いたら~
『華恋!!しっかりしろよ。おい!』
『何で………こ…んな……ところに…。』
『知ってたんだよ!!隠さなくても、全部知ってたんだ!!…どんな華恋でも、華恋は華恋だろ?何で……何でこんなことに…!!!看護師さん早く!早く病院に。』
『もうすぐ……終わる…よ。1つだけ……潤悟の…お父さんって………』
『社長だよ。』
『なら……西野家にとっても………何でもない…。……後で…話がある……。』
あたしはそう言って、目をとじた。