春 ~風が吹いたら~

『あいつは、いつ見に行くんだよ?』





『「夕方くらいになるから、2人は先に見に行ってきてくれ。」って。』





『そうか……用事なら仕方ないよな。行くか。』





『うん!』




和羽は潤悟の手を握った。







『ど、どうしたんだよ、急に。』





『嫌だった?なら…』





『行くぞ!』




潤悟は和羽の手を引いた。















『潤くん、どうだった?』





『ひ…秘密!』





『なんで?』






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