イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 その、もしやだった。勇気を持って聞いてみた。

 「あ、絵里さん!あの、良かったら上の名前、いや

苗字、教えてもらえます?」

 一瞬、絵里の目つきが鬼のような目つきに変わり、とてもビックリした。

 「杉田です。」(やっぱり。)私は固まってしまった。

 こんな時、どうすれば良いの・・・?私は焦った。更に

 「メアド交換しよう!!」と言われた。かなり困った。

 遠くにいるボンちゃんは手で×を作り首を横に振っていた。

 「ご、ごめんなさい!今日、充電しっぱなしで

家に携帯、忘れちゃって私も困っちゃって・・・」

 「(睨)そうなんだ!私もたまに、そういう時ある。これ、私のメアドだから

家帰ったら必ずメールちょうだい!!待ってるから(怒)!!」

 (怖い・・・)

 周りにいるボンちゃんたちを睨みつけ杉田は去っていった。

 「ボンちゃーん!怖かったよ!!」

 「遂に杉田に捕まっちゃったか。アイツなんだって?!」

 「必ずメール送れってメモ渡された。」

 「あいつマジで殺したい!!レイちゃん、あいつに絶対

メアド教えちゃダメだよ?!ノイローゼになるよ!」

 「え?そうなんだ・・・。教えてくれてありがとう!」

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