だってキミを守りたいから。

「多分もう気付いてると思うけど俺…。


柚凛が好きだ。


お前の泣いてる姿とかもうみたくねぇよ…。


俺がお前を守り続ける。


俺ならお前を幸せに出来る。


お前がいれば何だってやれる気がするんだ…。


返事いつでもいい。


…信じて待ってる。」


そう言うと行ってしまった。


…私は夢を見てるのかな??


でもこれはきっと覚めない夢…。


龍薫のくれた言葉がとても嬉しかった。


龍薫なら一緒にいれると思えた。


でも、でも私は達耶が好き。


それが現実だった。


私はどうすればいいんだろう??


龍薫に返事を返すことができない


―――達耶への告白の返事をずっとずっと待ち続ける事は私には出来ないかもしれない。


このまま私は――――??

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