だってキミを守りたいから。
「私は柚凛ちゃんじゃないから何も言えないけどどっち選ぶのかは自分で決めな。
そんな幸せになれるかどうかなんて自分次第。
…あっでも一ついい事教えてあげる。
龍薫くん、あの子は本当素直で真面目でいい子だったよ。」
先輩は本当に真剣に私の話を聞いて答えてくれた。
変わらない 先輩の優しさがすごく嬉しかった。
「まぁ後は柚凛ちゃん次第だよ。
ずっと応援してるから色々大変そうだけど頑張ってね。」
「ありがとうございます!!
私自分の気持ちを龍薫に話します。」
「ファイト!!
柚凛ちゃんならいけるよ。」
二人は別々のところへ向かう。
茉璃先輩に相談にのってもらったことは嬉しいけれど半分不安だった。
龍薫にどう話せばいいの??
達耶への告白はどうなってしまうの??
そんなことを思いつつも足は龍薫を追いかけていた。