愛の天使が舞い降りた

だから、ちょっとだけ調子に乗った私


「じゃ、あと10回くらい…」

「…そんなに言えるか。ばーか」


馬鹿っと言う言葉に反論しようと、私は口を開いた

が、言葉にならない


「っ!…んン…」


私の言葉は、優夜くんに唇ごと飲み込まれたから


「ごちそうさまでした」

「っーー!!」


唇は解放されたのに、うまく言葉にならない、役たたずな私の口

もう、優夜くん相手に調子に乗るのはやめよう…

勝てる訳がないんだから

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