《短》私の秘密★【完】
「……ぅふ…ンッ……;;」



…舌まで入れんなー!!;;

私は力が抜けて行く中、嵐山辰己の胸をバシバシと叩いた。



「ぷはっ…」



やっと離れた唇。

…ししし死ぬかと思った!;;



「……あの、離して;;」



何故か抱き締められたままの私。

恥ずかしいんですけど。

ファーストキスが無惨な状態で終わって、少し寂しいんですが。



「お前、俺のな」



「「は?」」



「名前は?」



「近藤音々」



ちゃっかり名前、言っちゃったし!;;



「音々。俺が愛してやる」



…意味わかんないんですが!!

それに何で、上からなんですか!



「ヤダ」



こんな男は絶対に嫌!!



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