鬼畜王子のメイド様。



「明日行くつもりだから。じゃあ」

「ちょっと待って」


グイっと私の腕を掴む和樹くん。
…痛いよ。


「一緒に途中まで帰っていいかな?」

「…うん」


そう言うと嬉しそうに微笑む彼。
何がそんなに楽しいんだろ…。
私に告白したり…謎だ。
あさの発言も…謎だ。
一体、何を考えてるんだろうか。


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