俺様ヤンキーに愛されて。









あたしと華はドアの方を見る。





ードキンッ











「…白金…」












白金はあたしにいつもと違う優しい顔を向けてドアの柱を片手で持って立っている。





やっ…優しい顔…。




ヤバイ。




カッコいい。



見とれちゃう。





クラスの女子みんな…華まで白金に釘付けになっている。













「サボろーぜ


みあ」











さっきまで学校サボるのは嫌だって思ってたのに…。



一瞬でサボりたくなっちゃった。












「うん」











あたしがそう言うと白金は片方の手を差し出してきた。













「来いよ」













白金があたしにそう言った瞬間……












ーパコッ










………え?











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