【短】あなたのもとへ。(1)

春樹




すごくあったかい

優しい手がある・・・
誰の手かな?

私はその手を掴んだ



その瞬間


手を引っ張られ・・・



キスをされた・・・


幸せなキス











覚めたくない・・・
ずっとこのままでいたい












空「ん----
よく寝たぁ〜」


起きたら、自分の部屋じゃないことに気がついた。



そういえば・・・


横を見ると陸がいた


陸・・・
ありがとぅ


顏を触りながら・・・

きれいな顏だなって

きれいな口だなって

髪好きだなって


顏だけじゃないって




いろんな所が好きって思ってしまったの・・・



春樹も好き

でも、陸も好き




陸のお願いなら


最後のお願いなら
春樹の所に行くょ。


空「陸、好き。


って、普通に言えるじゃん

起きてる時に言えないとダメじゃん・・・」


ダメだなぁ自分。


その瞬間・・・
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