あまいチョコ
「待てよ…」

「っ…離して!!」

「無理。」

そういうと、祐樹は私をひきよせた。
そして…

「え…」

私のことを抱きしめた…

「…っ…な、なによ…祐樹付き合ってるんでしょ?なのに…なのに、なんで抱きしめるの?離してよ!!」

「………」

「なんか…言ってよ…」

「俺…付き合ってないけど…」

「………」

少しの沈黙のあと私は叫んでいた。

「うそ!!だって、昨日笑顔でありがとうって遠野さんに言ってたじゃん!!」

「あ、あれか。あれ断ったぞ。」

「は?」




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