ニセ探偵団
「・・・・ん・・。」
「真理奈が目を覚ました。

「真理奈ぁーー!」
「満実、皆・・。」

「私どうなったの?」
「真美と一緒に土砂崩れに巻き込まれ
たんだよ。」
「そうだっ!真美!真美は?」
「大丈夫。隣の部屋で寝てるよ。」
「そう・・、良かった・・ぐず・。」

真理奈は安心の涙を流してまた眠った。


「ホント良い子・・。」
玲奈は小さくつぶやいた。



幸いながら巻き込まれた人達は
皆命に別状は無く、数日の入院で済む
怪我だった。




3人は笑顔で家に戻る。


時刻はもう6時を回っていた。




< 32 / 57 >

この作品をシェア

pagetop