ヘタレ教師はの女生徒の夢をみるか


「そうっすよね!!?やっぱ美男美女で素晴らしい劇になりそうっす!!」

こらこらこら僕を美女にするな!!


とにかく早く台詞覚えなきゃ…

僕は台本をパラパラとめくった。


そして最後の方まで来た時、

【姫『助けてくれてありがとう。』
王子『いえいえ、愛する我が姫のためなら。』】


…王子キザだなぁ…


【二人口づけを交わす】


…は???

「ねぇ、この口づけを交わすって…真似するだけだよね??」


「いーやぁ!!我が演劇部ではよりリアリティーを追求するためにそういうのはマジでやってもらうっすよ!!!」


はぁ!!?

「いや、だって、男同士…」

「そんなの関係ないっす!!!絵柄的に素晴らしいっすから(笑)」

「そういう問題じゃあ…」

「あ、ほら、速水君っすよ。」

「えっ!?」

僕が勢いよく後ろを振り向くとそこには王子様の格好をした速水君が立っていた。


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