とある男子校のバカ過ぎる日常

イケ男とイケ女を妬むバカ共(最強が決まります)(仮)


そして登校日。

俺はいつものように教室の戸を開けた。

「!?」

見えた光景は、クラスの半分以上が机に頭だけ突っ伏し、腕をだらりと下げて明らかに不自然な格好をしていた。

「なっ…お前らどうしたんだよ…」

俺の呟きにも反応しない過半数。

「湊爽緒…おはようさん」

「?…あぁ、克」

背後から声をかけられ、振り返ると、克が困ったように眉を下げて立っていた。

ちょいちょいと手招きされ、黙ってついていく。

少し教室から離れたところで克は立ち止まり、

「あれは時定の制裁やねん」

「え!?制裁…!?」

何それすげぇグロそう(汗)

「カフェに迷惑かけた皆、やられとんねん。俺はメールで言われただけやねんけど…他の奴らはなんや…やられたらしい」



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