真実の愛を君は教えてくれた
それから、必要なものだけを買って、外へ出ようとしたとき。
「なぁ、外にパトカー止まってね?」
涼が不安そうに話しかけてきた。
「そうだな。俺たちには関係ねぇよ。行くぞ」
コンビニから出てから、俺の予想は当たった。
さっきの未成年たちが、パトカーの中に入れられている。
その中に、俺のコトをガン見していた女もいた。
「えっ!!!!補導すか・・。さっさと家行こうぜ」
また、こっちを見ている。
「涼、行くぞ」
そう言って、涼を連れてさっさと家へ向かった。