そばにいて
その後式は順調に進み、残すは誓いのキスだけになった。
「汝、夫婦となりいかなる時も支え合い、いかなる時も愛し合うことを誓いますか?」
「誓います」
誓いの言葉を交わし、お互いの指輪交換をした。
神父も微笑んでくれて、私達はずっと幸せでいれると思った。
そう、【思った】のだ。
「では、誓いの口づけを」
薫子のベールを上げて、誓いの口づけをしようとした時、大きな音を立てて扉が急に開いた。
その場にいた者全員が驚き、扉の方に皆が注目をした。勿論、私達も同じだ。