【完】SECRET♥LOVE 溺愛教師の甘い罠
「もう少し、休んでろよ。 俺は教室戻るから」
「…… 」
「それとも、一緒に寝てほしい?? 」
「んな訳ないでしょう!!」
枕を投げつけようとした腕は簡単に掴まって。
近づく幾人の顔///
耳にかかる幾人の吐息///
頭の中で蘇える幾人とのキス///
「それだけ言えたらもう大丈夫だな」
あたしの大っ嫌いな笑顔の幾人…
大きい手があたしの頭を撫でる。
「あんまり心配させんなよ」
「……」
「俺、本気だから…」
本気って何??
何言ってるの??
油断した…
唇は簡単に塞がれて…
「スキありすぎなんだよ。気をつけろ」
あんたが言うな!!!!!!!
って言葉を残して幾人が保健室を出て行く。
停止寸前の思考回路でどんだけ考えても答えが見つからない。
どうなるの?? あたし…