-短編- 生まれ変わっても… また。



あたしは男の子の前にぺたんと座ると、目を閉じて聴いた。



自然とメロディーが浮かんでくる。



思わず歌い出したあたしの声と一緒にギターの音色が響く。



大丈夫だよ。



まだ、終わってないよ。



…そう、あたしに囁きかけるように。



あたしを包み込んでくれた。



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