君の笑顔をもう一度

 でもこいつ何時からつけてた訳?

 「あんた何時からいたのよ」
 
 「え、教室から出たときから」

 はぁ~?

 はたから見て変態じゃん!!

 「・・・・シスコン」

 ボソッと隼人君が言った。

 
 いや~やめて!!

 シスコンとか!!

 「シスコン!?」

 すると凛はバタッと倒れた。

 こっちが倒れたい気分だ~!!
 
 「シスコンとかじゃないから!!」
 
 「あ、そう」

 そう言ってまた弁当を食べだした。

 この人、分かったのかな?

 しっかりしてて実は天然?

 「お前の方が天然だよ」

 「ん・・・なんか言った?凛くん?」
 
 少し苦笑い気味でギロッと睨んだ。

 「あ、そうだ。姫野さ、明日用事ある?」

 「え?用事?・・・・・ないよ」

 何でそんなこと聞くんだろう・・・・

 「明日砂沼駅に来てくんねぇか」

 「うん。いいよ」

 「飯うまかった」

 そうゆうと見事に平らげた弁当箱を置いて
 図書室を出てった。

 「何したんだろう?」

 駅集合なんてなんかするのかな?

 「へぇ~男とデート」

 ・・・・・。

 はぁ

 こいつの言葉にあきれを感じる。

 「もう戻るね」

 





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