君の笑顔をもう一度

事件解決!?



 「おはよ~」

 朝、いつもどおりに登校するとなぜか昇
 降口に人が溢れていた。

 集まってる人に耳を傾ける。



 「バカだよね櫂君と付き合おうなんて
  100年早いっつうの」


 「本当本当、これじゃあフャンクラブも
  黙ってないよね」


 フャンクラブ!?

 もうそんなものまで出来てるの!?

 付き合うって亜理紗ちゃんの事だよね・・
 ・・?


 まさか!?


 私は前で話してた人の肩を掴み自分の方
 を向かせた。

 「な、何?」

 その人はびっくりした顔をしたけどそんな
 こと関係ない。

 「なにがあったの」

 私は少し怒り口調で聞いた。

 するとその人はびびりながら答えた。

 「か、櫂君が亜理紗って事と付き合うって
  言うからフャンクラブの人達がどっかに
  連れて行ったみたいだけど・・・・」

 さっき亜理紗ちゃんの文句を言っていたと
 は思えないくらいおどおどしてしている。

 まさか!!

 亜理紗ちゃんが危ない!!
 




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