REVENGE Ⅰ
「楽しんでもらえたかしら?」
「はい。今日は本当にありがとうございます。」
「喜んでもらえてよかったわ。
そういえば…、私達このあと急な予定が入ってしまって、ここを抜けなきゃならないの。
私達がいなくなってもごゆっくりね。」
「ありがとうございます。」
もう何も起きないと悟ったあたしは、何も疑わずにROSE様を見送った。
だからもちろん、
ROSE様が1階ではなく屋上に向かったことも、
さっきまでいた柚菜様の執事がいなくなっていたことに、気付いてもいなかった……。