お猫様のお気に入り
プロローグ




君は、いつも気まぐれで。

こっちの事情なんて全然気にしてくれなくて。

気が強いし。

減らず口だ。


でも、たまに核心を突くような事を言ってきたり。

見ていないようで、ちゃんと見てる。

わかっていないようで、よくわかってる。



何時からだろう、君が、気になりだしたのは。




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