ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「ざまあみろ、クソ伊藤!」。

テレビ画面にむかい中指をたてる奈月を見て、駒野は大きなため息をついた。


「なつ…中2の女の子のする事じゃないから…。」。
奈月は駒野に満面の笑みを見せた。

「知恵、お兄ちゃん、これでのっていけるよ、うん。」。

「そうだね。」。

駒野はこの一球一球に一喜一憂する幼なじみに今日一日振り回される事を覚悟した。
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