ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「どうするの、そんな物?」。

「もし…、お兄ちゃんが立ち直れないのなら…、今度は私が助けたい。」。

「…なつ…、惚れたの?」。

「それはない!断じて!」。

「ふ〜ん、そ。」。

駒野は、テレビの中の杉山を心配そうに見る奈月を見ていた。



番外編【甲子園初先発の日】…終わり
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