あんたなんて大嫌いっ。「2」

 「なんで?...可憐ちゃんはいいのに、なんであたしはダメなの?あたしだって、可憐ちゃんと同じくらいかわいいのにっ!!」



 すごい剣幕で怒り始めた。


 店員の注目の的だ。




 「....落ち着けって。とりあえず、出んぞ。」






 俺はそう言って、萌の手を引っ張りながら店を出た。





 
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