眠り王子×無関心姫②【完結】




次の日。あたしは朝っぱらから母さんに呼び出された。






『おはよう、舞憂。』

『おはよう…』




カタン、とイスに座って母さんの次の言葉を待つ。





めっちゃ笑ってるし、たぶんあたしにとっていい話ではないな…





これは勘じゃなくて確信。













『舞憂にはお見合いが決まってるの。』




ほーら。


全然いい話なんかじゃない。





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