★林檎の木☆

「今日じゃ、ないの？

…しゅんくん、ホントにだいじょーぶ？

……なんか、なきそうだよ

わたしでよかったら、おはなしきくよ？」



「…………いいよ。だいじょうぶだから…」


俊は、うつむいたまま小さく首を振る


「ぜんっぜん、だいじょうぶそうじゃないぞっ」



「だいじょうぶだから；

へーきだよ…ゆかちゃんには、まだ……((グスッ 」


俊は、話の途中ガマンしていた涙を堪えきれなくなった


「だいじょうぶ？！わたしには、まだなに？

わたしが、こどもだから？

たよりないから？

どうせ、わたしはたよりないですよーだっ」


結花はすこし、ムッとしていう


「ちがっ」


「どうちがうのさぁ〜」


結花は、いたずらっぽくいってみる


「……………ぼく…じつはっ……っ…((ヒクッヒクッ」


「だいじょうぶ？！
おちついて」


「…ありがと…

じつは…ぼく…ね…」