チャリパイ14~最後のサムライ!
「イベリコ♪ビーフかチキンだって♪どっちがいいかな~♪」
ひろきが嬉しそうに隣のイベリコに話し掛けると、イベリコも笑顔で答える。
「私はビーフにします♪」
「じゃあ~あたしもビーフにしよっと♪」
各航空会社の機内サービスの評判は、この機内食で決まると言っても過言では無い。
その為、各航空会社では、優秀なシェフと極上の食材を投与し、競って舌を唸らせるような料理を用意するものである。
「ビーフorチキン?」
端の方の席から順番に、次第と近づいて来る朝霧の姿を見つめ、胸を踊らせるひろきとイベリコ。
「早くこないかな~♪
あたし、ヨダレが出てきちゃうよ♪」
「楽しみですね~ひろきさん♪すごくいい匂いがします♪」
「ビーフorチキン?」
「あと五列だよ♪イベリコ♪」
「はい♪ひろきさん♪」
「ビーフorチキン?」
「あと二列♪」
「ビーフorチキン?」
「キャ~~ッ♪次だよ~~~♪」
そして、興奮のあまり互いに抱き合うひろきとイベリコの前にたどり着いた朝霧が、満面の笑みで問いかける。
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