水色の世界

待たなきゃ良かった。

あたしがいたからあんな事になった。


そんな事

あの時は全く疑ってなくて。


あの日チエは来てくれた。


それが嬉しくって

チエがどんな気持ちで

どんな覚悟で


あの日


あたしに逢いに来てくれたかなんて

少しも考えずに……


――…

さよならの時がきたんだ





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