マジカル☆ジュエルス
なかなか厄介な相手だ。
しかし、セイラは私たち戦士にとって
大切なものだ。
早く彼女から返さなくてはならない。
「とにかくみんな分かれて探しましょう。
この人数なら少しでもおびき寄せることが
できるはずよ」
李音が提案した。
スポーツ万能な李音にとっても
かなり手強い相手のようだ。
とにかく彼女を探す。
ひかりたちはバラバラになって
あきらを探すことになった。
一方その頃あきらは
校舎の奥の木の上に登っていた。
ここならしばらく誰にも見つからず
一人でゆっくりすることができるだろうと
考えたのだ。
「ふぅ~ 危なかったぁ」
とりあえず一安心。
ここで休むことにする。