マジカル☆ジュエルス

「……で?戻ってどうするの?」

「平岸さんと平岸さんのお母さんとで
 お話をする」

「戦士のことを!?」

「いや…そりゃ直接に戦士とか
 言えないからさ…!うまくこう…
 話をすれば、平岸さんも
 心開いてくれるかなって…?」

「計画は?」

「ノープランでーす」

「まったく…」


笑ながらごまかすひかりにセイラは呆れる。

特に計画を立てないまま
ひかりは、そのまま病院へ向かおうとする。


しかし
もうすぐ病院が見えるその時だった。


「!!」


ひかりは偶然にも目の前に
平岸小梅が立っているのに気付いた。

セイラもびっくりしてすぐに
キーホルダーとして化ける。


小梅は相変わらず鋭い目つきで
こちらを見る。

そして何も言わないまま、
ひかりを過ぎ去ろうとした。

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