マジカル☆ジュエルス
そしてお互い静かになってから
小梅は低いトーンで話す。
「そこまでして私を仲間に入れさせるの?」
「……うん」
「私のこと知らないクセに
堂々とそんなこと言わないでよ」
「知ってるよ。全部あなたの
お母さんから聞いたよ」
「!!」
「あなたはいつしか友達を失った。
でもそれはお母さんを守るために
自ら犠牲になったことでしょ。
それって凄いことだなって
私思ったの!それから平岸さんの
こと気になってたの」
「じゃあ私なんで戦士に選ばれたの…?」
「それは……
平岸さんに勇気があったから
じゃないかな?大切な人を守りたいって」
「大切な人……?」
小梅の大切な人。
それは唯一自分の味方にいてくれた母。
一人になった彼女を守ってくれる
大切な人。
小梅の脳裏からそんなことが
湧き出してきたが、今はそれよりも
気になっていることがある。
小梅は下をうつむきながら
ひかりに聞きだした。
「……一つ聞いてもいい?」
「何?」