マジカル☆ジュエルス
「いったぁっ!!」
ひかりは思いっきり体をぶつけた。
「何?」
門を触ってみると目に見えない壁があった。
もしかしてコハクがひかりたちを
逃がさないよう結界を張って
おいたのだろう。
ひかりたちは幼稚園内に
閉じ込められたのだ。
「これでここから逃げられない。
2人仲良く消えるがいい」
追い込まれたひかり。
どうしようかパニックになる。
「私たち助からないの?」
ななこが心配そうに言う。
正直ひかりは一般人のななこを
こんなことに巻き込みたくなかった。
でも、自分も彼女も消えたくない。
「海野さん…
一つだけ助かる方法があるの」
「本当に?」
「でもね…条件があるの」
「条件?」