天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「熱はもうない」


「ほんとに?」


「ああ」


麻衣ちゃんは、俺のオデコに小さな手をピタッと着けた。


「熱いですよ?」


「大した事ないさ」


俺は麻衣ちゃんの目をずっと見ていた。

俺が見たところ、麻衣ちゃんは俺とするのをそれほど嫌がってはいないと思う。

単に躊躇しているだけだと思う。


では、なぜ、あるいは何を麻衣ちゃんは躊躇しているのだろうか……

俺と深い仲になる事をか?


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