天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「どうしても市川さんのお尻に触ろうとすると、こうしないといけないんです」


と言いながら、俺は膝を少し曲げて姿勢を低くし、麻衣ちゃんの腰に当てた手を下げていった。


「きゃっ」


「あっ」


すると、あろう事か俺の脚が麻衣ちゃんの、えっと、何て言えばいいのかなあ、脚の付け根?
の辺りを押し、右手にはぷにゅって感じの感触がした。しかし、


バチン!


その感触の余韻に浸る間もなく、目から火花が飛んでいた。


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