やっぱり…


応援練習が一段落し、


少しの休憩時間


『夢優トイレ行こ〜』


「いいよ。」





『相変わらず好きだね。』


「そりゃそうだよ。そんじゃそこらの恋じゃないもん!」


そんな会話をしながらトイレを出ようとドアをあけた瞬間、


目の前にいたのは


トイレ前を通り過ぎようとした祐先生。


ぶつかりそうになってしまったわたしは


思わず声をあげてしまった。


「キャッ」


『お〜大丈夫か!?』


「あっはい。ありがとうございます」


『あ〜』


ぶっきらぼうに答えながら歩いて行っていまった祐先生


『夢優よかったじゃん!話せて!!』


「美夏〜どうしよ〜」


『かわいっ。恋する乙女だわ。』


「フフン」


『戻ろっか?』


「うん〜」


祐先生と話せたわたしは


今にも溶けちゃいそうだった


.
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