やっぱり…
後5分
最後の見直しで間違いを見つけたわたしは
消しゴムを手にとった
すると…
置いてあった鉛筆がコロコロ
頑張っておさえたが間に合わず…
カランカラン…
その音によって
教卓の向こう側にいた祐先生が気づき拾ってくれた
「はい!」
『ありがとうございます。』
目が一瞬あった
そのとき先生がにこって笑ってくれた
平常心を装って答えたが
心の中は有頂天
祐先生に拾われた鉛筆を
しばらくぼーっとみつめながら
先生が握ったところ触れると
ドキドキがとまらなかった
.